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リボ払いトラブルが増加

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リボ払いトラブルが増加

クレジットカードのリボルビング払い(リボ払い)に関するトラブルが増えている。

気づかずにリボ払いを続けた結果、思いも寄らない手数料を負担していたという例は多い。カード会社は注意喚起しているが、消費者側もリボ払いについての正しい基礎知識を身につけておきたい。

「リボ払い専用カードだとは気づかなかった」「リボ払いに設定されていることを認識していなかった」――。ここ数年、リボ払いに関する相談が増えている。国民生活センターによると2016年度の相談件数は806件と、さかのぼって比較できる07年度以降で最多となった。

リボ払いは自分で設定した一定額を毎月、支払う方法だ。

毎月一定額を支払う「定額」と残高の一定割合を支払う「定率」、支払額に手数料を上乗せする「元金」と支払額に手数料を含む「元利」から組み合わせて支払額を決めるのが基本だ。さらに、未払い残高が増えると支払額が増える「残高スライド」もある。

支払い1.5倍の例も

「翌月一括払い」や「ボーナス払い」と違い、リボ払いは月ごとの支払額が平準化する。「毎月の支払額を自由に設定できるので、利便性が高く需要は根強い」と説明するカード会社は多い。

ただし、リボ払いはローンの金利に相当する手数料がかかる。

未払い代金の残高に対し、カード会社によって異なるが、年率15%程度の手数料を会員が負担する。買い物代金と併せて口座から引き落とされるのが一般的だ。

注意すべきリボ専用カード

リボ払いには大きく4種類あるが、注意すべきは「専用カード」と「事前登録型」だ。特に事前登録型の中にはあらかじめリボ払いに設定されているカードがあり、会員が気づかないままリボ払いを続けてしまうケースがある。

 カード各社は「店頭で選択したり、設定したりせずにリボ払いを利用したいというニーズに応えた」と説明。こうしたカードのなかには年会費を無料にしたり、利用額に応じてたまるポイントの付与率を通常のカードより高く設定したりして、「お得感」を売りにしている例がある。

リボはなるべく使わない

意図せずリボ払いになっていることに気づいたら、カードを解約するか使わないのが一番だ。ただ、そのカードを水道光熱費や携帯電話代など日常生活の固定費の支払いに使っていてすぐに切り替えられない場合は、支払額を引き上げるのも手だ。残高が早く減る分、手数料の負担を軽減できる。

 リボ払いの毎月支払額をカードの買い物の利用限度額まで引き上げ、実質的に1回払いとする方法もある。高めのポイント付与率など、リボ払いにすることに伴う特典は適用されなくなることもあるが、手数料負担はなくなる。

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